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2024年 8月 25日 【紹介】私立試験の特徴
こんにちは。担任助手1年の草野です。夏休みが残りわずかとなりましたが、順調に勉強を進められていますか?
さて、今回は私立入試の特徴について紹介していきます。
私立大入試では、主流の3教科型の入試をはじめ、得意科目など特定の科目の配点を高くして合計点を算出する方式、大学入学共通テストの結果を利用して合否を決める「共通テスト利用入試」、全学部・学科が同一の問題を使って同じ日に試験を行う「全学部日程入試」、都合のいい試験日を選べる「試験日自由選択制」など、様々な入試方式で試験が実施されています。
また、試験日が異なれば、志望する学部・学科を複数回受験できるため、受験機会を増やせるというメリットもあります。
私立大学の試験日は主に大きく分けて前期・中期・後期の3つに分けられています。出願の期間がそれぞれ異なるため、前期試験の結果によって追加で中期や後期の試験に出願することができます。一般選抜の願書の配布は秋から冬にかけてとなります。各大学により出願締め切りは異なりますが、基本的に前期の出願期間は12月中旬から1月下旬です。
入試は2月初旬から下旬にかけて行われます。合格発表は1週間以内にされることが多いです。中期・後期試験の出願期間は1月の後半から2月下旬ごろまでです。入試は2月後半から3月前半アタリに実施され、合格発表は3月の中旬です。このスケジュールは平均的なもので、各大学ごとに入試スケジュールが設定されるため、志望校の入試要項にはしっかりと目を通すようにしてください。
私立大学入試に向けた対策は、学校ごとの入試形式や求められる学力に応じた準備が求められます。まず、各大学の入試要項を確認し試験科目や試験形式、出題傾向を把握することが基本です。多くの私立大学では、センター試験大学入学共通テストに代わる独自の試験を実施しているため、各大学の過去問を解き、出題傾向をつかむことが重要です。
大学によって本当に出題形式や頻出範囲も異なります。そのため、入試本番までに過去問をできる限りたくさん解き、志望大学の傾向を掴み対策することがとても重要になります。
また、記述式の大学を受験する人は、早いうちから記述の練習をし、人に添削してもらうと良いと思います。記述式の書き方についてですが、初めのうちは何を書いたら良いか分からないと思いますが、これから何をするのか、何を根拠にそう考えたのか、この式が何を示しているのか、など少し書きすぎかなと思うくらい書いてみてください。添削してもらっているうちにどこまで詳しく書くべきかの取捨選択ができるようになります。
私立大学を志望する受験生は自分の志望校の傾向を綿密に分析し、合格のためには何をするべきなのかを考えながら勉強計画を立てましょう。
夏休みも残りわずかですが、焦らず、目の前にあるやるべきことを一つ一つ着実に終わらせて実りのある夏休みにしてください。